H2DO-Archi’s blog

H2DO一級建築士事務所のブログ

可動本棚の家 01 -ライフプランと物件購入-

可動本棚の家はH2DO一級建築士事務所の事務所であり、私の自宅です。中古マンションをリノベーションしたSOHOとなります。

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2003年に物件を購入して2009年にSOHOとしてリノベーションしました。
今回は物件購入前に考えていたことと現状に関して纏めてみたいと思います。


まず始めにライフプランに関してです。20代後半に纏めたものですが、40代の今も特に大きな変化はありません。こちらのプランのベースには広島の田舎に実家に土地がある点と、妻の実家のマンションが大阪の都心部にある点になります。

20代  :東京事務所に勤務
30歳  :独立
30代  :東京を拠点に関東圏で仕事+雪山拠点
40‐60才:広島や大阪にも拠点で全国で仕事
60‐70才:広島の自然豊かな環境で生活
80代  :利便性の高い都市で生活

 

このように考えると、独立開業を前提として仕事で場所を縛られないという事もあり、
私にとっての理想のライフスタイルは、その時の仕事や趣味などに合わせて拠点を移る、
多拠点生活ではないかと考えていました。

そのような長期的なことをイメージしながらも、まずは直近の30歳での独立という次のステージに会わせて、東京での拠点(事務所兼住居)として住宅の購入を考えました。

その際にライフステージから考えても東京の拠点は、ビジネス拠点であり60才までの30年間必要という認識でした。そうするとビジネス的には都心の立地30年の拠点と考えると中古物件、ローコストと将来の売却を考えると、中古マンションという選択肢が有力な候補となりました。

そのような中で近所を散歩中に、オープンハウスの看板で見つけたのが可動本棚の家の物件でした。

物件購入の決め手は基本的な条件(場所・広さ・金額)があっていた点がありますが、築古ということもあり立地条件(準工業地域で北側道路、南側が住居地域)がとても良く、旧法借地権の物件自主管理だったという点が決め手になりました。

借地権の物件は借地料のランニングはかかりますが、イニシャルコストは低くなります。自主管理は委託管理ではないので管理費が安くすみますし、何より自身が設計事務所なので修繕計画なども受け入れられれば計画できる。という利点がありました。

 

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可動本棚の家は、現在予約制でショウルームとして見学も可能ですので、ご希望の方は  info@h2do.net までご連絡ください。

間取りの変わる豊かな10坪のいえ

 

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