キタムキ ノ イエ 02 敷地候補現地調査
キタムキ ノ イエ は福岡市の戸建て住宅です。敷地が丘陵地にあり、北側に自然豊かな眺望がありました。そこでその風景を室内に取り込むこみながら、室内住環境を最適化することをコンセプトとした住宅です。
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今回は敷地現調となります。前回の顔合わせから暫くして、購入検討の土地が見つかった。との連絡がありまして、現地調査をおこなうこととなりました。
建築家や設計事務所とのいえづくりのメリットとして、敷地探しから一緒にはじめる。
といったことがあるかと思います。
その土地にどのようなボリュームが建つかといったことや、その土地で快適に過ごせる住宅が建てれるかなど、土地のポテンシャルを判断できるからです。
工事費が決まっている場合は、土地と建物のコストバランスを考えて、アドバイスできます。そして設計に時間をかけて行いますし、イレギュラーな条件に対しての設計能力も高いので、コストパフォーマンスの良い土地にて快適な住宅を実現することもできます。
つまりは一般的な市場価値の土地や建物をつくるのではなく、クライアントさんの要望やコンセプトにあった土地探しや建物の設計を、協力して探していく。といったようないえづくりになります。
さて、話が脱線しましたが現地調査です。
現地調査をする場合は役所調査と現地敷地の調査の二つを主におこないます。
民間審査期間で確認申請をだす場合も、敷地の市役所にいって役所調査をおこなうことは重要です。役所調査では都市計画課、建築審査課、道路課等々を廻って、建築制限事項などを確認します。
現地調査に関しては、いつも最寄りの駅から敷地まで徒歩で歩くようにしています。駅から歩くことで周辺環境やまちの雰囲気がわかります。
敷地についたら隣地住宅の確認や、敷地環境条件や雰囲気などを確認します。その他、敷地境界杭の有無や上下水道の接続等々の確認も重要です。
なお、最近ではGoogle mapなどで事前に敷地を予習をしていくことが多いのですが、現地にいって感じられることも多く、やはり現地にいくことは大切だと思います。
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