H2DO-Archi’s blog

H2DO一級建築士事務所のブログ

可動本棚の家 09 -CGにてデザインを確認-

可動本棚の家はH2DO一級建築士事務所の事務所であり、私の自宅です。中古マンションをリノベーションしたSOHOとなります。

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2003年に物件を購入して2009年にSOHOとしてリノベーションしました。
今回は作成したCGにてリノベを説明してみたいと思います。


前回はある程度の図面やスケッチが纏った段階で、模型によるスタディを紹介しましたが、今回は3DCG(空間や立体などの3次元を、コンピュータの画面に描画したもの)によるスタディを紹介してみたいと思います。

前回は、模型をつくると、立体を色々な確度から自由に見ることが出来るので、雰囲気やスケール感が良くわかると言いましたが、3DCGでも立体を色々な角度から見ることが出来ます。
特に3DCGでは、模型に比べて色やテクスチャ(素材の質感)を簡単に設定出来る点や、実際に建物の中を歩くようなウォークスルーでのシミュレーションが便利です。
後は時間を掛けてレンダリング(プログラム処理による描画)すると、写真のように精巧な絵を描くことが出来ます。

今回はレンダリングしていない、ウォークスルーでデザインを確認している絵を紹介します。

まずは、鳥瞰で全体を確認している画面です。
$H2DO BLOG-CG鳥瞰

次に、人の目線にして玄関に立っている画面です。
玄関のタイルテクスチャーがわかりやすいです。
$H2DO BLOG-CGエントランス

そして、リビング全体を見渡している画面です。
$H2DO BLOG

これは床上げした個室部分を見ている画面です。
$H2DO BLOG

そして最後にキッチンを確認している画面です。
$H2DO BLOG-CG

レンダリングしないウォークスルーアニメーションだと、素材感の精度が落ちたり、影や光の反射がないのですが、ザックリと確認するには十分だと思います。テクスチャーもその場ですぐに変更して、色々とデザインを検討する事も可能なのでとても便利です。

図面や模型ではイメージが沸かない、というクライアントさんには、CGのウォークスルーを作成するととてもわかりやすいとよく言われます。

最近ではBIMで設計を行なっているので、SNSでパソコン画面共有で打ち合わせすることもよくあります。遠隔地での設計などではとても便利です。

 

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可動本棚の家は、現在予約制でショウルームとして見学も可能ですので、ご希望の方は  info@h2do.net までご連絡ください。

 

間取りの変わる豊かな10坪のいえ

 

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